最下位・西武はドラフト1指名を公表せず 広池編成統括「決めましたが、その方がいい」

取材に応じた西武・広池浩司球団副本部長兼編成統括【写真:宮脇広久】
取材に応じた西武・広池浩司球団副本部長兼編成統括【写真:宮脇広久】

慶大・清原についても明言せず「個別の選手についての評価は控えたい」

 今季パ・リーグ最下位に沈んだ西武は23日、都内で編成会議を開催。24日に行われる「2024年 プロ野球ドラフト会議 supportedbyリポビタンD」で1位指名する選手を公表しなかった。

 西武は来年1月1日付で、広池浩司球団副本部長兼編成統括の球団本部長、秋元宏作スカウト・育成ディレクターの球団副本部長就任が決まっている。取材に応じた広池氏は「1位は決めましたが、公表はしません。その方がいいと思うからです」と語った。

 プロ志望届を提出している慶大・清原正吾内野手についても「個別の選手についての評価は、この場では控えたい」と語るに留めた。父の和博氏は1985年ドラフト会議で西武に1位指名されている。

 昨年ドラフトでは3球団が競合する中、武内夏暉投投手の交渉権を獲得。1年目から10勝6敗、防御率2.17をマークした。西口文也監督1年目の来季に向け、誰を指名するだろうか。

(Full-Count編集部)

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