デコピンは「優に主役を食った」 大谷翔平の傍らで“大活躍”…MLB公式が異例の特集

ドジャース・大谷翔平と愛犬のデコピン【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平と愛犬のデコピン【写真:ロイター】

MLB公式がデコピンを特集…昨年11月からの“活躍”を紹介

 ドジャース・大谷翔平投手は新天地1年目で本塁打&打点の2冠王に輝くなど、地区優勝に貢献。プレーオフでも躍動し、新天地で異次元の活躍を見せているが、その傍らにいる愛犬「デコピン」も大きな話題をさらった。昨年11月、MVP発表の際に初登場し、12月のドジャース入団会見で名前が明かされ話題を呼ぶと、その後の活躍。始球式を務めるなど、今や一挙手一投足が注目される存在になった。MLB公式サイトはこの1年のデコピンの働きを紹介している。

 記事は、飼い主の大谷がワールドシリーズに臨む中、“親友”の代表的シーンを振り返るとし、まずは初登場の場面に言及。MVP発表時に隣に座り、「優に主役を食った」と説明し、この時点では名前も明かされていなかったと伝えた。続いてドジャース入団会見時に名前が明かされたことついて「大谷へのメディアの最も厳しい質問は『犬の名前は何ですか?』だったかもしれない」としている。

 そして、8月28日(日本時間29日)、本拠地で行われたオリオールズ戦で行った始球式について解説。「金色のボブルヘッドで飼い主と不滅の存在になったデコイは始球式の栄誉に浴し、マウンドから完璧なストライクを届けた。そして、彼のパパは第1打席に本塁打を放った」と伝えた。

 始球式では、デコピンが大谷に抱きかかえられてマウンドへ。合図とともにボールを咥えて、捕手役の大谷の元にダッシュし、鮮やかな“ストライク投球”を届けた。大谷は笑顔を浮かべ、ドジャースタジアムも大歓声に包まれた。この試合で大谷は42号先頭打者弾を放ち、勝利に貢献した。

デコピンがプリントされたスパイクは米野球殿堂博物館に展示されている

 オールスターでは裏地にデコピンがプリントされたベージュのスーツを着てレッドカーペットに登場。愛犬・デコピンがデザインされた特製スパイクでもプレーした。

「これは幸運のお守りになったかもしれない。彼はプレーヤーズ・ウィークエンドの後もこれを履き、6打数6安打3本塁打10打点、2盗塁で『50本塁打&50盗塁(50-50)』」を達成した試合でも履いた」と説明。「この試合で彼が着用していたものほとんどすべてがそのままクーパーズタウン(米野球殿堂博物館)に運ばれた。つまり殿堂にもデコイのちょっとした居場所があることになる」と伝えている。

 ドジャースが地区優勝を決めた9月26日(同27日)のパドレス戦でもデコピンは登場。ドジャースタジアムで大谷、夫人の真美子さん、デコピンの3ショットが撮影された。

 記事は今月25日(同26日)に開幕するワールドシリーズに言及。「オオタニとドジャースの仕事はまだ終わっていない――そしてデコイの仕事もだ。もう1度会えるだろうか? あと4勝でうまくいくかもしれない」と述べている。また愛らしい姿を見られるだろうか。

(Full-Count編集部)

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