3連覇から5位低迷も台頭したルーキー 片鱗示した18歳ドラ1、NPB記録樹立のドラ6右腕
オリ古田島はNPBタイ記録のデビューから22試合連続無失点をマーク
「2024 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が24日に開催される。昨年指名された選手は今季、どのような成績を残した。シーズンを通してチームを支えた高島泰都投手、古田島成龍投手ら、今季5位に沈んだオリックス新人の活躍を振り返る。
ドラフト5位・高島が1軍デビューの一番乗り。3月31日のソフトバンク戦で9回に初登板。1死三塁から犠飛で1点を失うも、後続を3球で三振に仕留める。以降は先発・救援両方で計21試合に登板。4月23日の西武戦で初ホールドをマークし、8月8日の同カードでは5回1安打無失点で初勝利を挙げた。
ドラフト6位・古田島は4月6日のロッテ戦で9回に初登板し、1回無失点で試合を締めた。4月20日のソフトバンク戦では初ホールドをマーク。初登板から22試合連続連続無失点で、広島の栗林良吏投手、楽天の宮森智志投手に並ぶNPB最多タイの記録をマークした。6月27日のソフトバンク戦で初失点を喫し、新記録達成とはならなかったが、以降も安定した投球。50試合で防御率0.79の好成績を残した。
野手として唯一、1軍の試合に出場したのはドラフト1位・横山聖哉内野手。1軍初昇格した5月24日の西武戦に即スタメン起用され、第2打席に初安打をマークした。「プロ野球フレッシュオールスターゲーム2024」にも出場。9月20日のファーム本拠地最終戦では決勝打を放つなど、18歳は多くの経験を積んだ。
(「パ・リーグ インサイト」西嶋葵)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)