大谷翔平の“後払い”で「助かった」 WS進出実現…ド軍編成部長が明かす積極補強の背景

会見に臨んだドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長【写真:小谷真弥】
会見に臨んだドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長【写真:小谷真弥】

フリードマン編成部長「これで積極的に補強できるか質問してきた」

【MLB】ドジャース ー ヤンキース(日本時間26日・ロサンゼルス)

 ドジャースは25日(日本時間26日)、本拠地で行われるヤンキースとのワールドシリーズ第1戦に挑む。昨オフは大谷翔平投手ら大型補強に成功し、最高峰の舞台まで到達。アンドリュー・フリードマン編成本部長が舞台裏を語った。

 大谷は10年7億ドル(約1065億円)の超大型契約を結んだが、そのうち大部分が後払いとなる契約だった。これがほかの補強にどれだけ影響したかを聞かれたフリードマン編成部長は「もちろん(大谷の契約形態は)助かったよ。彼はどれほど勝ちたいか言及していたから、彼にとっても大事なことだった」と話す。

 また「彼がこの(契約)形態を提案したとき、これで積極的に補強できるか質問してきた。(私は)ああ、間違いないと。(実際に)そうなった」といかにチームのために“貢献”したかを語った。

「実際に(後払いのありなしで)どのくらい変わったか答えることは難しいけど、ショウヘイがどれほど勝利にこだわっているか明確に表す(出来事)だったと思う」とも。世界一を渇望する大谷が、有言実行でワールドシリーズにたどり着いた。

(Full-Count編集部)

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