85歳とは思えぬ「ノーバウンドって」 球場騒然の一投が「健在ぶりに脱帽」

日本シリーズ第1戦前に始球式を行った元横浜・権藤博【写真:産経新聞社】
日本シリーズ第1戦前に始球式を行った元横浜・権藤博【写真:産経新聞社】

権藤博氏「監督として君が代を聞いて勝ってもう26年も経ったんですね」

■ソフトバンク 5ー3 DeNA(26日・横浜)

 DeNAとソフトバンクが日本一の座をかけて争う「SMBC日本シリーズ2024」が26日、横浜スタジアムで開幕した。始球式には、前回日本一となった1998年に監督を務めていた権藤博氏が登場、85歳にしてノーバウンド投球を披露し「権藤博さん、さすがに85歳には見えなさすぎる。シャンとしすぎだろ」「85歳とは思えないナイスピッチング」とファンを驚かせた。

 力強い足取りで登場した背番号「72」の権藤氏がマウンドに立つ。打者役にはソフトバンク・小久保裕紀監督、捕手役にはDeNA・三浦大輔監督が登場。大きく振りかぶって投じた一球は、山なりながらノーバウンドで三浦監督のミットに収まり、球場はどよめきに包まれた。

 大役を終えた権藤氏は「監督として君が代を聞いて勝って、もう26年も経ったんですね。スタンドの盛り上がりは相変わらずで、リーグ優勝して本当は日本シリーズに出場しかったですけど、それでも資格をもって出場するんですから横浜らしい迫力のある打線で向かって行き、頑張ってもらいたい」と古巣にエールを送った。

 現役時代から鉄腕として知られたが、85歳にして見せた姿に、SNS上は「85歳でノーバンって、なかなかの肩ですよ」「ノーバンで投げられることに驚いた」「健在ぶりには脱帽です」「権藤博の始球式かっけぇ」「今日のMVPは権藤博です」「85歳の権藤博さんの始球式が凄すぎたけど、そりゃあ年間35勝の投手だから、当たり前か!(笑)」などと盛り上がっていた。

【実際の様子】「さすがに85歳には見えなさすぎる」 始球式登場でノーバウンド投球を披露したレジェンド

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