大谷翔平、第5打席は打撃妨害 左肩負傷も世界一へ…ベッツの勝ち越し犠飛アシスト

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

WS第5戦に「1番・指名打者」で出場…第5打席で打撃妨害

【MLB】ヤンキース ー ドジャース(日本時間31日・ニューヨーク)

 ドジャース・大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、敵地で行われたヤンキースとのワールドシリーズ第5戦に「1番・指名打者」で先発出場。第5打席は打撃妨害だった。

 第1戦では3打数無安打に終わった右腕コールに対して、第1打席は中飛、第2打席は左飛に倒れた。第3打席は1死満塁で空振り三振、7回の第4打席は遊ゴロに終わったが、同点の8回1死一、三塁で迎えた第5打席は打撃妨害。続くムーキー・ベッツ内野手の勝ち越し犠飛を呼んだ。

 大谷は26日(同27日)の第2戦で、二盗を試みてアウトになった際に左肩を亜脱臼した。27日(同28日)はチームとは別行動でニューヨーク入り。第3戦は3打数無安打1四球1死球だった。第4戦は4打数1安打。第3打席で負傷後初安打を中前に放った。走塁時には左手でユニホームの襟元を持って患部を固定。執念の出場を続けている。

 大谷はメジャー7年目で初のポストシーズンに出場。地区シリーズ、リーグ優勝決定シリーズの全11試合に「1番・指名打者」で出場し、打率.286(42打数12安打)、3本塁打、10打点をマークした。ワールドシリーズ第4戦までの成績は15打数2安打。25日(同26日)の第1戦では第4打席で右中間フェンス直撃の二塁打を放った。

 メッツとのリーグ優勝決定シリーズでは17出塁。同僚のマックス・マンシー内野手と並んでポストシーズン同一シリーズの球団最多記録を樹立した。初のワールドシリーズでも圧倒的な存在感を発揮し、チームを牽引している。

(Full-Count編集部)

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