ヤ軍ファンの愚行も「大丈夫さ」 フリーマンも“大人の対応”…WS制覇への思い
初回に先制2ラン、史上初のWS6戦連発も「明日勝って終わることを願っている」
【MLB】ヤンキース 11ー4 ドジャース(日本時間30日・ニューヨーク)
ドジャースのフレディ・フリーマン内野手は29日(日本時間30日)、ヤンキースとのワールドシリーズ第4戦に「3番・一塁」で先発出場し、初回に4試合連発となる先制4号2ランを放った。ブレーブス時代の2021年を含めたワールドシリーズ6戦連発は史上初めて。ただ、ワールドシリーズ制覇はお預けとなり、「明日勝って終わることを願っている。その後に振り返るよ。明日も続くといいね」と、チームの勝利だけを願った。
ブルペンデーだったチームは11失点で逆転負け。35歳は「大丈夫だと思う。このチームは明日何をしなければいけないかを理解している。できるだけ攻めたい。明日も同じことをするよ」と誓った。
初回の守備で、右翼・ベッツが右翼ファウルゾーンでの捕球を妨害された。「ムーキー(ベッツ)がキャッチしたね。大事なのはそれだけさ! 彼らは何でもやってくる。でも、それで大丈夫さ。明日何ができるかわかっているし、やるだけだ」と前を向いた。「全て問題ない」と振り返ったベッツと同じように“大人の対応”を見せた。
30日の第5戦では昨季のサイ・ヤング賞コールと再戦する。「彼は球界最高の投手の1人だ。簡単な戦いにはならないから全力で挑まないといけない。ジャック(フラハティ)が好投して、私たちもたくさん得点を奪えればいいね」と視線を先に向けた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)