フリーマン、幻の7戦連発「21/30」 “お目覚め”ジャッジが衝撃美技…NYはMVPコール
ジャッジは初回に2ラン、4回にフリーマンの本塁打性の打球をもぎ取る
【MLB】ヤンキース ー ドジャース(日本時間31日・ニューヨーク)
好守でも存在感を発揮した。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は30日(日本時間31日)、本拠地で行われたドジャースとのワールドシリーズ第5戦に「3番・中堅」で先発出場。4回にはフレディ・フリーマン内野手の本塁打性の打球をフェンスにぶつかりながら見事に捕球。本拠地はMVPコールで包まれた。
ヤンキース5-0で迎えた4回、1死一塁で打席にはフリーマン。今ワールドシリーズで4試合連続、足かけ6戦連発中の大砲は、右腕ゲリット・コールのナックルカーブを強振。打球はぐんぐん伸びて左中間後方まで飛んで行った。
しかし、ジャッジは巨体を揺らして背走。フェンスに直撃しながらも見事に打球をもぎ取った。コールは両手を上げて称えれば、場内は大歓声でスターにMVPコールを送った。初回にはワールドシリーズ初アーチの2ランをマーク。この日2度目の大歓声となった。
また、MLB公式サイトのデータサイト「ベースボール・サバント」によると、フリーマンの打球は期待打率.960、メジャー30球場中21球場で一発になる当たりだったという。2ランとなれば一気に試合展開が分からない中、ジャッジが文字通りチームを救う美技を披露してみせた。