大谷翔平が本音「もう無理かなと…」 左肩負傷で“シーズン終了”覚悟していた

「FOXスポーツ」の取材を受けるドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
「FOXスポーツ」の取材を受けるドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

FOXスポーツの中継に登場「怪我した直後は…」

【MLB】ドジャース 7ー6 ヤンキース(日本時間31日・ニューヨーク)

 ドジャースは30日(日本時間31日)、敵地で行われたヤンキースとのワールドシリーズ第5戦で勝利し、2020年以来4年ぶりのワールドシリーズ制覇を飾った。大谷翔平投手は、試合後に米「FOXスポーツ」の放送席に登場。左肩を負傷した瞬間について「怪我した直後はもう無理、シリーズ無理かなと思った」と本音を明かした。

 大谷は26日(同27日)、本拠地で行われたヤンキースとのワールドシリーズ第2戦で盗塁した際に左肩を亜脱臼。それでも第5戦まで強行出場。打席では左肩を気にするそぶりも見られたが、第4戦では中前打をマーク。走塁時にはユニホームの首元を掴むなど、患部への負担を最小限にしながら戦い抜いた。

 同局の解説を務める元ヤンキースのデレク・ジーター氏から強行出場について問われた大谷は、「怪我した直後はシリーズ無理かなと思ったんですけど、その後の処置も含めて、(チームが)必要だと言ってくれたのが一番僕にとってはうれしかった。ここで最後までプレーしたいなという気持ちにさせてくれたというのが、僕としては1番大きかった」と話した。

 初のポストシーズンは地区シリーズから全試合に「1番・指名打者」でフル出場。打率.230(61打数13安打)、3本塁打、10打点、出塁率.373、OPS.766を記録した。地区シリーズ第1戦では3ラン。メッツとのリーグ優勝決定シリーズでは17出塁を記録し、同僚のマックス・マンシー内野手と並んでポストシーズン同一シリーズの球団最多記録を樹立した。

(Full-Count編集部)

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