ロッテ、二保旭の現役引退を発表 今季加入し8登板「気持ちよく終わらせていただきます」

ロッテ・二保旭【写真:小池義弘】
ロッテ・二保旭【写真:小池義弘】

16年間の現役生活…鷹に育成入団→阪神移籍→戦力外でロッテへ、NPB通算12勝

 ロッテは3日、二保旭投手から現役引退をする旨の報告があったと発表した。10月6日に戦力外通告を受けていた。今後は未定だという。

 34歳の二保は九州国際大付高から2008年育成ドラフト2位でソフトバンクに入団。2021年途中に阪神へ移籍した。昨年オフに戦力外通告を受け、ロッテに育成選手として入団した。

 3月31日に支配下登録され、8試合に登板し0勝0敗、防御率12.19だった。NPB通算121登板で12勝13敗1セーブ、9ホールド、防御率4.73をマークした。

 二保のコメントは以下の通り。

「16年間、色々な人に支えられて、ここまで野球が出来ました。今年、1軍の舞台で投げさせていただいて、マリーンズには感謝の気持ちで一杯です。このチャンスをいただきながら、恩返しが出来なかった事に関しては悔しい気持ちですがマリーンズが今後、リーグ優勝、日本一になれるように陰ながら応援しています。16年間、野球をやらせていただき後悔はありません。気持ちよく終わらせていただきます」

(Full-Count編集部)

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