ヤ軍がためらった55億円…コール残留の舞台裏 GM明かした本音「必ず取り戻したかった」
現時点で契約延長について継続中の話し合いはないとした
ヤンキースとの契約を破棄したゲリット・コール投手が来季以降も残留することで合意したと4日(日本時間5日)、複数の米メディアが伝えた。契約内容は2028年までの4年1億4400万ドル(約219億1000万円)となる。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のヤンキース番ブレンダン・クティー記者が、交渉の舞台裏を報じた。
ヤンキースGMのブライアン・キャッシュマンは、10年目となる3600万ドル(約54億7700万円)を契約に追加することにヤンキースは抵抗があったとしつつ「しかし我々はエースを取り戻したかった。そして彼は間違いなく去りたくなかった」と話したという。また現時点で契約延長についてコールと継続中の話し合いはないとした。
コールは2019年オフに9年3億2400万ドル(当時355億円)でヤンキース入りした。契約期間は2028年までだったが、シーズン終了後に来季以降の契約を破棄できる権利(オプトアウト)を行使。球団は来季からの4年1億4400万ドルの契約に、2029年の年俸3600万ドル(約54億7700万円)を追加することで、今回のオプトアウトを無効にできる権利を持っていた。ただ、今回決まったのは4年1億4400万ドルで残留することだけだった。
(Full-Count編集部)