ド軍右腕が強烈煽り…ヤ軍は「8~9番目のチーム」 指摘したスター選手の違い

ドジャースのジョー・ケリー【写真:Getty Images】
ドジャースのジョー・ケリー【写真:Getty Images】

ケリー「クレイジーなことをする必要はなかったんだよ」

 メジャーリーグのワールドシリーズは、大谷翔平投手や山本由伸投手が所属するドジャースがヤンキースを4勝1敗で撃破した。ジョー・ケリー投手は、最高峰の舞台で戦ったライバルチームについて「8~9番目にいいチームになるかもね」などと痛烈な皮肉をお見舞いした。

 米ポッドキャスト番組「Baseball Isn’t Boring」に出演した右腕は「俺たちは毎試合言っていたんだ。彼ら(ヤンキースの選手)に内野へとボールを投げさせろってね。ショウヘイが長打を打った際に、三塁まで行った。グレイバー(トーレス内野手)のだらしないプレーの時にね」と“緩慢守備”を指摘する。

「俺たちはドジャースなんだ。だから、(プレーする上で)あらゆる細かい点についても理解しているんだよ。もしプレーオフを再度ランク付けするとなると、彼らは8~9番目にいいチームになるかもね。パドレス、フィリーズ、メッツ、ブレーブスの方が彼らより順位は上だよ。(リーグ優勝決定シリーズでヤンキースに敗れた)ガーディアンズはいい試合をしなかったけど、彼らの方が(ヤンキースより)守備は良かったし、全体的にはいい野球をしていた」

 ケリーは自分たちの野球に自信を示す。「俺らはただ、普段通りのドジャースをすればいいだけのことだとわかっていた。(意表を突く)クレイジーなことをする必要はなかったんだよ。そうすればワールドシリーズで勝つことができるってね」とうなずいた。

 さらに「(ドジャースという)チームを見てごらんよ。チームの中にいる才能もね。俺らはたくさんのスカウティングレポートを調べるし、全ての詳細に注意を払うんだ。俺らのクラブハウスにはビッグなスーパースターたちがたくさんいる。だけど、彼らは怠慢ではないし、一生懸命プレーする。それが違いだよ」と話した。

(Full-Count編集部)

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