鷹の右腕がFA表明…“高校監督”が4軍監督就任 広島は助っ人3選手の去就を発表
広島の新外国人、モンテロはマイナーで106発&432打点
シーズンオフに突入しているプロ野球では8日も各球団から人事が発表となった。ソフトバンクでは新人3コーチの発表され、広島は外国人選手の新入団、契約更新、契約せずが同時に発表された。
ソフトバンクは大西崇之外野守備走塁兼作戦コーチ、細川亨3軍バッテリーコーチ、大越基4軍監督が就任会見に臨んだ。大西コーチは2022年から今季までは中日1軍外野守備走塁コーチを担当、細川コーチは9年ぶり、大越監督は高校野球の監督を経て21年ぶりの“古巣復帰”となった。
DeNAは東野峻2軍投手アシスタントコーチの退団を発表。東野氏は2015年オフに現役引退後、チームサポーターとして契約。2017年からはスコアラーに転身し、2023年には投手育成アナリスト兼ファームゲームアナリストの肩書だった。今季から2軍投手アシスタントコーチを務めていた。現役時代は巨人、オリックス、DeNAでプレーした。
広島は外国人3選手の去就を発表した。テイラー・ハーン投手と契約更新、新外国人のエレフリス・モンテロ内野手と契約合意、トーマス・ハッチ投手の退団を公表した。ハーンは1年目の今季35試合に登板。17ホールドをマークし、防御率1.29の安定感を誇った。同じく1年目のハッチは5試合で勝ち星なしの3敗、防御率7.36だった。
新入団のモンテロは26歳の内野手でロッキーズなどでプレー。メジャーでは3年間で通算205試合に出場し、通算打率・228、21本塁打、87打点。マイナーではカージナルスやロッキーズの傘下でプレーし、打率.284、106本塁打、432打点の成績を残している。
なお、ソフトバンクの石川柊太投手は国内フリーエージェント権(FA権)を行使する意向を表明。「他球団の評価を聞いてみたいという思い」と語った。来月34歳を迎える右腕は今季15試合に登板して7勝2敗、防御率2.56の成績。プロ通算は185試合に登板し、56勝41敗、防御率は3.32となっている。
(Full-Count編集部)