侍J井上、帽子吹っ飛びに苦笑い 極小55cmも対応できず「一番小さいんですけど」

豪州戦に先発した侍ジャパンの井上温大【写真:小林靖】
豪州戦に先発した侍ジャパンの井上温大【写真:小林靖】

帽子のサイズは極小55cm「きついんですけど、それでも落ちちゃって」

 野球日本代表「侍ジャパン」の井上温大投手は13日、「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」のグループB・豪州戦で6回途中5安打2失点と好投。侍デビュー戦で初勝利を飾った。「大事な試合と感じていました。形は悪くてもゼロに抑えようと思っていた。5回までゼロに抑えられて良かった」と表情を緩めた。

 初回20球を投じたが、そのうち帽子が飛ぶハプニングは8度あった。帽子のサイズは巨人と同じ55センチ。“超極小”で臨んでいるが、対応しきれなかったようだ。「(用意されている帽子では)一番サイズが小さいんですけど、それでも……。きついんですけど、それでも落ちちゃって。(帽子の形が)浅めで深くないので、脱げちゃうのかなと」と苦笑いを浮かべた。

 ただでさえ緊張感のある代表のマウンド。強心臓の23歳も気持ちは落ち着かなかったという。「動じてました。ピッチクロックもあったので、すぐに被らないといけなかったので」。2連覇へスタートを切ったばかり。今後何らかの対応が迫られそうだ。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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