広島、天敵・能見相手に勝利 国境越えた“黄金バッテリー”が活躍

10勝目のジョンソン「石原とずっとバッテリーを組んでいるのが大きい」

 広島は26日、マツダスタジアムで行われた阪神戦に4-2で勝利した。今季1勝4敗と、天敵となっていた能見相手の勝利は、石原の攻守に渡る活躍によるものだった。

「ホームランが出たことはよかった。どんな形でも勝ったらいい」

 両チーム無得点で迎えた3回、石原が能見のチェンジアップを捉えた打球は、レフトスタンドに消える先制本塁打となった。

 1、2回は三者凡退。3回も先頭の田中が倒れ、天敵相手の無抵抗な打線に「またか」という雰囲気が漂い始めた時だった。ジョンソン先発でスタメン出場となった石原が、能見のチェンジアップを振り抜くと、打球はレフトスタンドに消えた。

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