DeNA関根、750万円減に危機感「いつユニ脱げと言われるか…」 PS出場なし「悔しかった」

契約更改交渉に臨んだDeNA・関根大気【写真:町田利衣】
契約更改交渉に臨んだDeNA・関根大気【写真:町田利衣】

750万円減の年俸5350万円で契約を更改した

 DeNAの関根大気外野手が18日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、750万円減となる年俸5350万円でサインした。「結果を残せないシーズンでした。結果が一番だと思うので、出すためにやっていくというところです」と受け止めた。(金額は推定)

 プロ11年目の今季は79試合の出場で打率.227、0本塁打、4打点。昨季の140試合から大きく出場機会を減らし、ポストシーズンでも出番はなかった。チームは日本シリーズを制したが「まず個人のところでいうと悔しかったです、ベンチ入りができなかたですしそれは自己責任」と率直な思いを述べた。

 それでも「その経験ができたことがよかった。2017年はベンチに入らせていただいて喜んだり悔しがったりできました。そうじゃない立場で日本シリーズを過ごさせてもらって、そのときはそっち側の方のことは考えていなかった。そっちの心を知れたことは大きかった。そこまで考えられる、言葉を掛けられる人間にならないといけないと思った時間になりました」とプラスもあった。

 今月下旬からはメキシコに渡り、今オフもウインターリーグでの武者修行に挑む。勝負の来季に向けて「僕自身の価値を上げる1年にしたいですね。できることをやって自身の価値を上げる。ユニホームもいつ脱げといわれるか分からない年齢であり立場。そこをつなげられるように必死に頑張りたい」と強い覚悟を口にした。

(町田利衣 / Rie Machida)

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