ド軍が狙うCY賞左腕は「魅力的な選択肢」 すでに面会が判明…FA戦線を米記者報道

ジャイアンツのブレイク・スネル【写真:ロイター】
ジャイアンツのブレイク・スネル【写真:ロイター】

ドジャースが2023年CY賞のスネル獲得を狙う

 ドジャースが、ジャイアンツからオプトアウト(契約破棄)権を行使したブレイク・スネル投手と交渉していたことが判明した。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール氏が「(シーズンオフの)序盤戦でブレイク・スネル狙うチーム、ドジャースの計画が着々」として報じている。

 2023年サイ・ヤング賞左腕のスネルはジャイアンツでプレーした今季、怪我もあって20試合で5勝3敗、防御率3.12だったが、シーズン最後の3試合で3連勝するなど、パフォーマンスは健在。シーズンオフにはオプトアウトの権利を行使してFAとなった。

 ローゼンタール氏は「事情を知る複数の情報筋によると、FA左腕のスネルがレッドソックス、そしてドジャースと面会したことが判明した。また、オリオールズ、ブルージェイズ、そしてエース級の先発を求める複数の球団ともすでに会っているか、あるいはこれから会うだろう」などと言及している。

 同氏は続けて「特に、シアトル近郊の出身であるスネルが西海岸のチームでプレーすることを望む場合は、ワールドシリーズを制覇したドジャースは魅力的な選択肢になるだろう。(スネルが)2011年にレイズから全体52位指名を受けたとき、当時の球団(編成部の)トップは(現ドジャースの)アンドリュー・フリードマン編成本部長だったからだ」と説明している。

 さらには「ドジャースも昨春に、(スネルが)ジャイアンツと契約する前に(獲得に向けて)動いていたし、トレード期限でも関心を示していた」と報道。来季プレーするチームはどこになるのか、注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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