楽天戦力外の最速161キロ右腕が日本ハムへ 燕の助っ人は自由契約公示…21日の去就

清宮虎多朗(左)とエルビン・ロドリゲス【写真:小池義弘】
清宮虎多朗(左)とエルビン・ロドリゲス【写真:小池義弘】

燕のロドリゲスは自由契約選手として公示された

 日本ハムは21日、楽天から戦力外通告を受けた清宮虎多朗(せいみや・こたろう)投手と育成選手契約を締結したと発表した。14日の12球団合同トライアウトに参加し、最速154キロを計測していた。チームには清宮幸太郎(きよみや・こうたろう)内野手が在籍しており、来季は“清宮”が2人になった。

 24歳の清宮虎は八千代松陰高から2018年育成ドラフト1位で入団。5年目の昨季は22セーブを挙げ、イースタン・リーグで最多セーブのタイトルを手にした。最速161キロを計測したことでも話題になった。今季4月5日に念願の支配下契約を掴んだが、3登板で防御率12.00。2軍では35登板で防御率6.23。30回1/3で37四球と制球に苦しんだ。

 また日本野球機構(NPB)は21日、ヤクルトのエルビン・ロドリゲス投手を自由契約選手として公示した。ドミニカ共和国出身の26歳右腕は来日2年目の今季は32試合に登板し、1勝1敗1セーブ、防御率1.80をマークした。昨季は7登板で1勝5敗、防御率4.09。今夏に中継ぎに配置転換されてからは安定した投球でブルペンを支えていた。

(Full-Count編集部)

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