ド軍先発右腕が同地区ライバル球団へ移籍? 決断なら「少し驚くだろう」…米敏腕記者指摘
FAのフラハティ…ド軍再契約以外に移籍先候補に挙げられた3球団
ドジャースからFAとなったジャック・フラハティ投手の移籍先に、パドレスが挙がっているとMLB公式サイトが伝えた。ドジャースとパドレスは今季ナ・リーグ西地区で優勝争いを演じ、地区シリーズでも死闘を繰り広げた。パドレス移籍となれば「少し驚くだろう」などと報じている。
記事は、「MLBネットワーク」のジョン・モロシ記者が22日(日本時間23日)の番組で語ったフラハティに関する情報を紹介した。モロシ氏が移籍先候補に挙げたのはドジャースとの再契約の他にヤンキース、パドレス、エンゼルスの3球団。29歳右腕はロサンゼルスから近いカリフォルニア州バーバンク出身で、今月1日(同2日)のパレード&セレモニーの際にはロサンゼルスを離れたくないと発言していた。
モロシ氏は、契約の可能性という点でパドレスはヤンキース、ドジャースに後れを取るかもしれないとした上で、パドレスのマイク・シルト監督との関係を考慮すると「除外できない」と述べた。シルト監督とフラハティは、2018年から2021年までカージナルスで選手と監督の間柄だった。
「ドジャースとパドレスのライバル関係が激化したことを考えれば、フラハティがそのような決断を下したら、少し驚くだろう。だが、マイク・シルトがジャック・フラハティに対して抱く敬意は消えてない。プレーオフで(両球団の関係が)激化したとはいえ、尊敬の念は依然として残っている」とモロシ氏。さらに「先発投手(の獲得争い)に絡んでいることで知られるもう1つの南カリフォルニアの球団、エンゼルスを除外することもできない」とも述べた。
フラハティは2023年途中にカージナルスからオリオールズにトレード移籍。オフにFAとなりタイガースに加入し、今年7月にドジャースへトレード移籍した。今季は2球団合わせて28登板で13勝7敗、防御率3.17をマークした。右腕の動向が注目される。
(Full-Count編集部)