覚醒したド軍29歳は「完璧にフィットする」 契約延長交渉へ…4年92億円規模か
エドマンは来季まで2年契約、来季年某は約14.7億円
ドジャースがトミー・エドマン外野手と契約延長に向けて下交渉を行ったこと22日(日本時間23日)、MLBネットワークのジョン・モロシ記者が報じた。米データサイト「コッツ・ベースボールコントラクツ」によると契約は来季までの2年1650万ドル(約25億5300万円)で、来季年俸は950万ドル(約14億7000万円)となっている。
モロシ記者は「2024年ナ・リーグ優勝決定シリーズでMVPに輝いた男は、ドジャースに完璧にフィットする選手だ。ユーティリティ性があり、両打ちであり、カリフォルニア州の高校と大学に通った」と“利点”を説明した。
米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」もエドマンの契約延長の下交渉を伝えた。手首の手術の影響でドジャースでのデビューは8月19日(同20日)まで遅れたが「その後強烈な第一印象を残した。ポストシーズンでは更にギアを上げ、(守備でも)遊撃手と中堅手としてプレー。頻繁に守備位置が変わる中でも、高い攻撃力を維持してプレーオフ16試合で打率.328、2本塁打、5盗塁をマークした」と紹介。
「しかしFAまで1年に迫っているので、ドジャースがこの両打ち選手を来シーズン以降もチームに残留させたいのであれば、地元割が効かない限りFA選手と同じ規模の契約を提示しなければいけないだろう。ドジャースが(同じユーティリティ選手の)クリス・テイラー外野手に提示した4年6000万ドル(約92億8300万円)に近い契約になるだろう」と金額を予想する。ポストシーズンで大きく株をあげた29歳はどんな契約を結ぶのか注目される。
(Full-Count編集部)