田中将大が楽天退団を発表「新たなチームを探す」 今後は未定…球団は保留者名簿に記載せず
楽天は田中将大と協議の結果、契約保留者名簿に記載しないと発表
楽天は24日、田中将大投手と協議の結果、30日提出予定の契約保留者名簿に記載しないと発表した。田中将も自身のYouTubeチャンネルで「楽天イーグルスと来季の契約を結ばずに新たなチームを探すことに決めました」と説明した。
田中将は「本日はご報告の動画です。」とのタイトルで自身のYouTubeチャンネルを更新。今後については「来季どこでプレーするかというのはまだ何も分からない状態です。結論が出た時にまたこの場で自分から皆さんにご報告をさせていただきます」と話した。
田中将は2021年に年俸9億円の2年契約で楽天に復帰。2021年には4勝9敗、2022年には9勝12敗で、2022年オフには4億2500万円減の4億7500万円で契約を更改していた。
昨季は24試合に先発して7勝11敗、防御率4.91に終わり、2年連続で野球協約の減額制限を超える2億1500万円減の年俸2億6000万円プラス出来高払いの単年契約を結んでいた。復帰4年目の今季は1試合に登板したのみで0勝1敗、防御率7.20に終わっていた。(金額はすべて推定)
田中将がYoutubeで語った内容は以下の通り。
「本日はご報告の動画となります。この度、わたくしは楽天イーグルスと来季の契約を結ばずに、新たなチームを探すことに決めました。これまでお世話になった関係者、スタッフ、チームメートのみんな、ありがとうございました。
メジャーから仙台に戻って一緒にプレーできて本当に嬉しかったです。ファンの皆さん、日本に戻ってきてから日本一になることを目標にその一心でプレーしてきました。この4年間で目標がかなわず本当に残念です。どんな時も信じて温かいご声援、叱咤激励も下さり支えていただきました。感謝しています。
来季はどこでプレーするか分からない状況ですが、もう来季に向けてスタートしていますし、良いトレーニングを積むことができています。今年投げられなかった分、しっかり投げて戦っていきたいと思います。しっかり準備してオフシーズンを過ごそうと思っています。
結論が出た時に、また皆さんにご報告させていただきます」
(Full-Count編集部)