NPBが保留者名簿を公示 田中将大、中日守護神、CY賞左腕、28セーブ右腕ら外れる
名簿を外れた自由契約選手は126人…田中将大は今季未勝利に終わった
日本野球機構(NPB)は2日、2025年度の「契約保留者名簿」を公示した。楽天退団を電撃発表した田中将大投手や今季のセーブ王、中日のライデル・マルティネス投手、巨人のココ・モンテス内野手らが外れた。契約保留者名簿に記載されなかった選手は自由契約選手となり、今回は126人が公示された。
ロッテのダラス・カイケル投手、オリックスのレアンドロ・セデーニョ内野手、西武のアルバート・アブレイユ投手、日本ハムのアニュラス・ザバラ投手も記載されなかった。
日米通算197勝の田中将は24日に楽天退団を電撃発表。自身のYouTubeチャンネルでは「楽天イーグルスと来季の契約を結ばずに新たなチームを探すことに決めました」と語っていた。昨年10月下旬に右肘関節鏡視下クリーニング術を行った影響もあってか、今季の1軍登板は1試合に終わり、未勝利だった。
来日8年目の28歳、マルティネスは今季43セーブで2年ぶり2度目のセーブ王に輝いた。NPB通算303試合に登板し14勝18敗、防御率1.71。42ホールド、166セーブの成績を残している。争奪戦が展開されることが予想される。
28歳のモンテスは7月に巨人に加入。46試合に出場し打率.272、1本塁打、14打点をマークし、巨人のリーグ優勝に貢献した。
2015年にサイ・ヤング賞に輝いたカイケルは今季途中にロッテに加入し、8登板で2勝4敗、防御率3.60だった。セデーニョは今季98試合出場で15本塁打を放った。アブレイユは52登板で28セーブ、ザバラは16登板で防御率1.20だった。