2年で残る支配下はわずか1…続々と告げられた戦力外、無念の引退も 2022年パの現ドラ組

現役引退を発表した元ソフトバンク・古川侑利(左)と西武から戦力外通告を受けた陽川尚将【写真:上杉あずさ、小池義弘】
現役引退を発表した元ソフトバンク・古川侑利(左)と西武から戦力外通告を受けた陽川尚将【写真:上杉あずさ、小池義弘】

2022年現役ドラフトでパ・リーグ球団へ移籍した6選手の“今”

 今月9日に現役ドラフトが行われる。2022年オフから実施となり、今年で3回目を迎える。2022年の初開催でパ・リーグ球団に移籍した6選手のうち、支配下にいる選手は1人だけとなっている。

 オリックス→ロッテの29歳、大下誠一郎内野手は22試合の出場で打率.150、1打点に終わった。移籍初年度も23試合で打率.227だけに来季は勝負の1年となりそうだ。

 西武→日本ハムの松岡洸希投手は初年度に1軍登板機会はなく、オフに戦力外となり育成契約を結んだ。今季は2軍で18試合の登板で2勝2敗、防御率4.31で来季も育成選手として支配下復帰を目指す。

 日本ハム→ソフトバンクの古川侑利投手は今季2軍で24試合に登板し2勝2敗、防御率2.35も戦力外となり、現役続行を希望していたが引退を発表した。11年で4球団を渡り歩いた苦労人だった。阪神の大砲して期待されるも西武へ移籍した陽川尚将内野手も今季1軍で11試合、打率.133、2打点に終わり戦力外となった。

 広島→楽天の正隨優弥外野手、ヤクルト→オリックスの渡邉大樹外野手は、ともに移籍1年目に出場1試合に終わり、同年オフに戦力外となっていた。

(Full-Count編集部)

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