巨人24歳は「新人王を獲る可能性」 育成降格も異国で躍動…衝撃数値“1.04”

巨人・松井颯【写真:中戸川知世】
巨人・松井颯【写真:中戸川知世】

アジアWLでは17イニングで自責点2…防御率1.06は3位

 覚醒の兆しにファンも注目している。巨人の松井颯投手は台湾で開催されている「2024アジアウインターベースボールリーグ」で好投を連発。7日の台湾海洋戦では6回1失点10奪三振の力投を見せた。巨人ファンも「松井颯いいなあ」「アピール大成功してるぞ」と熱視線を送っている。

 NPBホワイトの一員として参加している24歳右腕は、この日が3試合目の登板。4回にソロ本塁打を浴びたものの、6回76球を投げて3安打1失点、2回以外の5イニングで2三振ずつ奪い、計10奪三振の好投を披露した。

 明星大から2022年育成ドラフト1位で入団。昨年5月に支配下登録され、1軍で8試合に登板。2軍では8勝を挙げて最多勝に輝いた。今季は初の開幕1軍入りを果たすも、4月6日のDeNA戦(東京ドーム)で同点の5回2死満塁から3番手で登板後、2つの押し出し四球を与えて降板。翌7日に登録抹消され、以降は昇格することなくオフに自由契約となった。

 その後に育成契約を結び、背番号は「91」から「021」に。再び支配下を目指すべく、オフは異国で武者修行をしている。3試合に登板し、17イニングを投げて自責点2。防御率1.06はリーグ3位。アピールを続ける右腕に、ファンも「素晴らしい」「再起を願う」「松井颯が来年、新人王を獲る可能性めちゃくちゃあると思います」「めっちゃいい球」とエールを送っている。

【実際の投球】強打者のバットかすらず…巨人・松井颯の“超絶ピッチ”「エッグいなぁ」

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