NY2球団、ソトへ“大谷翔平超え”オファーか…米報道 増額し続け1094億円、FA史上最高額
スポーツ史上最高額契約は大谷の10年総額7億ドル
今オフFA市場で最大の大物とされるフアン・ソト外野手(ヤンキースFA)に、ヤンキースとメッツが7億1000万ドル(約1064億8500万円)から7億3000万ドル(約1094億8500万円)にオファー額を上昇させたと、米紙「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者が7日(日本時間8日)に報じた。
ソトを巡っては、ヤンキースとメッツが早々に争奪戦に参加。その後レッドソックス、ブルージェイズ、ドジャースも加わり、6日(日本時間7日)にはドジャースが6億ドル(約894億円)のオファーを打診したと報道された。
ヘイマン記者はこの日、「フアン・ソトの歴史的FA契約が終わりに近づき、ヤンキースとメッツが彼への競争価格を7億ドル超えにまで上げる」と題した記事を寄稿。「ヤンキースとメッツはともに依然としてソト争奪戦に大きく関わっており、最近彼らは7億1000万ドル(約1064億8500万円)から7億3000万ドル(約1094億8500万円)の範囲にまでオファー額を上昇させている」と伝えた。
また、「土曜日夜の時点でメッツの方が(オファー額は)僅かに高いかもしれないと考えられている」としつつも、両者は「非常に近いと思われる」と言及している。ヘイマン記者の指摘が正しければ、ソトの契約額は昨年12月に大谷翔平投手がドジャースと結んだ10年総額7億ドル(1050億円)を超えて歴代最高額を更新することになる。
ワールドシリーズ中に26歳の誕生日を迎えたソトは、2018年に19歳の若さでナショナルズでメジャーデビュー。翌2019年には打率.282、34本塁打、110打点の成績を収め、球団初の世界一に貢献した。2020年には首位打者を獲得した。2022年にパドレスへ移籍し、ヤンキースに移った今季は打率.288、自己最多となる41本塁打、109打点、OPS.989の好成績をマークした。
(Full-Count編集部)