パ軍監督、佐々木朗希獲得に自信「いい位置にいる」 交渉にダルビッシュ参戦の可能性
シルト監督が言及「観客は多いし、チームは強豪」
パドレスのマイク・シルト監督が9日(日本時間10日)、米テキサス州ダラスで行われているウインターミーティングで会見を行い、佐々木朗希投手について言及。「ササキ(獲得)に向けて非常にいい位置にいる」と自信を覗かせた。
この日、ロッテが佐々木のポスティング申請が受理されたと発表。米東部時間10日午前8時(同10日午後10時)から45日間の交渉期間が始まる。23歳の佐々木は「25歳ルール」の対象で、獲得時に契約金や年俸総額が制限され、マイナー契約しか結ぶことができない。
シルト監督は「サンディエゴ(という立地)。毎試合観客は多いし、チームは強豪。初のワールドシリーズ制覇を成し遂げることができれば功績になる」と利点を述べた。
チームにはダルビッシュ有、松井裕樹両投手に加え、野茂英雄氏もアドバイザーとして在籍。「間違いなく(ダルビッシュは)日本人選手にリスペクトされているだろう」とした。
佐々木はダルビッシュ、松井とWBCでともにプレー。「ユウがどれくらい(交渉に)関わるかは本人次第だけど、AJ(プレラー)GMもサポートをする」と言及。「ダルビッシュができる限りのことをやってくれると、自信をもって言える」と期待した。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)