朗希代理人が苦言、日本メディアは「アンフェア」 過熱報道に“物言い”「精神に影響」
佐々木朗希の代理人ウルフ氏「ロウキはこの数年間、難しい時間を過ごした」
ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手の代理人ジョエル・ウルフ氏が10日(日本時間11日)、米テキサス州ダラスで行われているウインターミーティングで報道陣の取材に応じた。佐々木に関する日本の過熱報道に物申す場面があった。
「ロウキはこの数年間、難しい時間を過ごした。日本のメディア、明確にしたいのは、ここ(米国)に拠点を構える日本メディアではない。日本を拠点とするメディアは彼に対して非常にタフだった」
ウルフ氏はダルビッシュ有(パドレス)をはじめ、鈴木誠也(カブス)、千賀滉大(メッツ)、山本由伸(ドジャース)と多くの日本人選手をサポート。日本選手以外でもアレナド(カージナルス)、グラスノー(ドジャース)ら多くの有力選手を顧客としている。
「彼はいい関係を築くことができなかった。個人的な意見を申し上げると少しアンフェアだったと感じる。そして、少しだけ、彼のメンタルに影響した」。敏腕代理人は黙っていられなかった。
佐々木について、ウルフ氏は「素晴らしい子だ。彼の母親、兄弟を知っているけど、素晴らしい家庭で育った。夢はMLBでプレーすることだ」と語った。23歳の剛腕に寄り添い、長年望んでいたメジャー移籍を後押しする。
(Full-Count編集部)