ド軍31歳内野手とマイナー契約「選手層に貢献」 通算421試合出場の守備職人…補強着々
ボートとマイナー契約…スプリングトレーニングは招待選手で参加
ドジャースがデビッド・ボート内野手とマイナー契約を結んだと14日(日本時間15日)、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が報じた。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のドジャース番を務めるファビアン・アルダヤ記者によると、スプリングトレーニングには招待選手として参加するという。
デビューした2018年、ボートは210打席に立ち5つのポジションを守ったことから、カブスは翌2019年4月に5年1500万ドル(約23億1000万円)の契約延長を結んだ。「ファームでボートは際立った有望株ではなかったが、カブスの内野陣にフィットすることから理にかなった投資だと考えていたようだ」とMLBキャリアで捕手と中堅以外のポジションを守ったユーティリティ性を評価した。
2019年は356打席に立ち打率.257、11本塁打、出塁率.362、長打率.422と一定の成績を残したが、その後は下降。今季は37試合で打率.304も0本塁打、6打点にとどまった。通算では421試合に出場している。
「主に二塁と三塁を守るが、一塁、遊撃、外野の両翼でも豊富な出場経験があり、ドジャースの選手層に貢献するだろう。来シーズン、ムーキー・ベッツは正遊撃としてプレーする予定。ボートがロースター入りを果たせば、マックス・マンシー、ギャビン・ラックス、ミゲル・ロハスなどの控えとしてプレーするだろう」と分析した同サイト。守備職人の31歳を獲得し、着々と補強を進めている。
(Full-Count編集部)