1176億円契約で…韓国も注目する“大谷翔平vsソト” 金満オーナーが目論む効果
メッツは観客動員18位…ドジャースは1位だった
フアン・ソト外野手はドジャース・大谷翔平を抜き、メッツと15年総額7億6500万ドル(約1176億万円)の契約を結んだ。韓国メディアは「興行も大谷のようになるか」と、“経済効果”に注目しているようだ。
メッツのスティーブ・コーエンオーナーは14日(同15日)、自身のX(旧ツイッター)を更新。「ソトの契約に反応したメッツファンに感謝を申し上げたい。今週のチケットの売上が先週と比べて爆発的に売れた。私たちの昨年の観客動員数は(30球団中)18位だった。今年は何位になると思う?」と綴り、早くもソト加入の手応えを口にした。
韓国メディア「OSEN」は金満オーナーの発言に注目。「大谷の記録を破った打者は興行も大谷のようになるか……億万長者は笑った『チケット販売が急増』」との記事を寄稿した。記事ではソトとメッツの契約に触れながら、「昨オフの主役は大谷翔平だった」と言及。大谷は「ドジャースと10年7億ドル(当時1014億円)の契約を結び、プロスポーツ史上最高額を更新した」と振り返った。
そして、大谷の契約に伴ってドジャースは「途方もない経済効果を享受した」と指摘する。数々の日本企業のスポンサーと契約をかわし、大谷自身も圧倒的な成績を残してチームも勝利してさらに人気球団に。「OSEN」は中でも「昨年は敵地での平均観客数が3万2291人で3位だったのに、今年は3万6253人で1位になった。それだけ大谷の動員力は凄かった」と分析する。
最後に同メディアは、「コーエンオーナーはソトのようなスーパースターを迎え入れ、観客数が大きく増えることを期待している。大谷の記録を超え、プロスポーツの歴史を新たに塗り替えたソトが天文学的な契約規模にふさわしい興行と成績を導くことができるか注目される」と締めくくった。
(Full-Count編集部)