“失言”が招いた危機…ド軍FA野手が明かす真実 放送禁止用語も「正直に答えた」

ドジャースからFAになっているエンリケ・ヘルナンデス【写真:Getty Images】
ドジャースからFAになっているエンリケ・ヘルナンデス【写真:Getty Images】

ド軍“キケ”が明かす…衝撃の真実

 ドジャースからFAとなっている“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデス内野手が、ある“事件”についての事実を明かしている。米トーク番組「The Shop」にて番組ディレクターから「生放送中にFワード(放送禁止用語)を発言しましたよね。罰金処分を受けました?」と問われると「罰金処分を受けた。うーん……。もっと高額な罰金処分を受けるところだったし、それに加えて1試合出場停止になるところだった」と明かした。

 E・ヘルナンデスは10月11日(日本時間12日)の地区シリーズ第5戦後に「生放送で使うべきではない言葉を言ってしまった」と、後悔の念を抱いていたとMLB公式サイトのフアン・トリビオ記者が伝えていた。

 パドレスとの地区シリーズ第5戦ではダルビッシュ有投手から先制ソロを放ち、勝利に貢献。試合後には中継局「FOXスポーツ」のインタビューに登場したが、「今年のチームはこれまでと何が違うか?」と聞かれると、「これは生放送なの?」とレポーターに質問し、生放送だと知ると「気にしちゃいねえよ(The fact that we don’t give a f○○k)」と放送禁止用語を交えてコメントしたのだった。

 罰金処分を受けたが、それ以上の処分はなく「腕がいい代理人といい選手会がついていたことが役に立った。彼らが出場停止処分をなしにしてくれて、罰金額も下げてくれた。その部分は良かった。謝罪は、することになった」とE・ヘルナンデスは説明。ただ「僕の答えだが、心の底から正直に答えた。あれ以外にこのチームを説明しようがないと思った。『これ生放送ですか?』と聞いたら『そうです』と言われたが、何かしらのディレー(遅らせての放送)になっているはずだと思った。だがディレーはまったくなくて、僕は……生放送で悪態をついてしまっていて、それについて多くの批判を浴びた」と振り返った。

(Full-Count編集部)

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