燕・青木宣親氏のGM特別補佐就任を発表 今季で現役引退→即フロント入り
来年1月1日から就任…通算安打数は歴代5位、通算打率.3128は6位
ヤクルトは18日、今季限りで現役を引退した青木宣親氏が、来年1月1日よりGM特別補佐に就任すると発表した。メジャー6年間を含む21年間のプロ生活を終えユニホームを脱いだ青木氏が、すぐにフロント職に就いた。
プロ生活21年間で通算2730安打(NPB1956本、MLB774本)を積み上げ、通算安打数は歴代5位。通算打率.3128はプロ野球歴代6位に入っている稀代のヒットメーカーが、フロントに入った。
青木は早大から2003年ドラフト4位指名でヤクルトに入団。2005年にレギュラーに定着し、同年は史上2人目となるシーズン200安打(202本)をクリア。打率.344で首位打者を手にし、新人王にも選ばれた経歴がある。
3度の首位打者に輝いた後、2011年オフにメジャーへ移籍。7球団を渡り歩き、通算759試合出場で774安打を放ち、打率.285、33本塁打、219打点を記録した。
2018年にヤクルトへ復帰すると、30代後半になっても安打を量産してチームを牽引していた。近年は故障や不振もあって出場機会が減少。球界最年長野手として迎えた今季は代打などでの出場が多く、今季成績は61試合で打率.192で現役引退を決断。多くのファンに愛されながら、神宮球場に別れを告げたばかりだった。