ド軍、341HRのアレナドを諦めず? 三塁に主砲いても…LA記者指摘「騙されてはならない」
アレナドは19日にアストロズの移籍を拒否と報道
カージナルスは通算341本塁打、ゴールドグラブ10度を誇るノーラン・アレナド内野手のトレードを模索している。大型三塁手を巡っては複数球団が獲得を狙っているとされ、ドジャースも候補の1つ。ただ、関心度はそこまで高くないとの報道もある中、地元記者は「騙されてはいけない」と指摘する。
MLB公式サイトによると、アレナドは18日(日本時間19日)にトレード拒否権を行使してアストロズへの移籍を認めなかったと伝えられた。33歳大砲は「今すぐ勝てるチーム」を熱望しているが、アストロズは主軸のカイル・タッカー外野手をカブスへトレード放出していたばかりだった。
アレナドが移籍を容認する球団として、ドジャース、パドレス、エンゼルス、フィリーズ、メッツ、レッドソックスが挙がっている。「NJ.com」のランディ・ミラー記者によるとは「彼は西海岸が好きだと思うからドジャースを好むだろう。そして、ドジャースも彼を獲得することを望んでいると思う」と指摘しており、アレナドの有力移籍先に今季の世界一チームがあげられている。
一方でドジャースは、三塁に大砲のマックス・マンシーがおり、陣容は揃っている。それでもLA地元メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者は「カージナルスの番記者ジョン・デントンによると『ドジャースはある意味関心があまりないように見せていた……それに騙されてはならない。ドジャースは今もノーラン・アレナドが欲しい』」と指摘する。
情報筋になっているデイトン記者は、カージナルスの内部事情に精通している人物。デントンは「私は、ドジャースにはマックス・マンシーがいることになるとしても彼らはまだノーラン・アレナドに非常に興味を持っているという噂をセントルイス周辺で聞いた」とし、さらなるアップグレードを狙う可能性があるという。
(Full-Count編集部)