鷹・中村晃は5000万減「しっかりとダウン」 山川加入の影響も…“代打職”に「難しさあった」

契約更改後の会見に臨むソフトバンク・中村晃【写真:竹村岳】
契約更改後の会見に臨むソフトバンク・中村晃【写真:竹村岳】

101試合に出場して打率.221、16打点…代打起用も目立った1年

 ソフトバンクの中村晃外野手が20日、みずほPayPayドームの球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸から33%ダウンとなる5000万円減の年俸1億円でサインした。(金額は推定)

「今年の成績もあったので、しっかりとダウンしました」

 17年目の今季は101試合に出場して打率.221、16打点。チーム事情のため代打で起用されるケースも多く、レギュラーに定着した2013年から昨季まで11年連続で記録していた本塁打はゼロに終わった。

 それでも「チームが優勝したことや、それ以外の部分。チームを引っ張ってくれたという言葉はかけていただきました。救われた部分はあります」と球団から言葉をかけられたという。また、山川穂高内野手加入の影響もあり、出場機会は減った。「今までずっとレギュラーを掴んでから、レギュラーとしてやってきた。今年はベンチから見ることが多かったので。たくさん勉強になったと思います」と振り返った。
 
 2022年オフに2年契約を締結しており、2025年の契約は2年間で一定条件を満たした場合、自動的に延長されるオプションが付いていたが「条件を満たさなかったので、新しく契約をさせていただきました」と語った。

「代打のやりがいは、1打席でチームを勝利に導ける。その反面、難しさはありました。貢献したことでまた来年活かせれば」。来季は柳田悠岐外野手に次ぐ年長者となる35歳が巻き返しを図る。

(Full-Count編集部)

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