日本去り“苦難の1年” マイナーでも0勝&防御率11点台で居場所なし…就活中の元巨人助っ人

ガーディアンズ時代のタイラー・ビーディ【写真:Getty Images】
ガーディアンズ時代のタイラー・ビーディ【写真:Getty Images】

3月28日にメジャー契約を結ぶも…マイナー暮らしでFAとなっている

 2023年に巨人で開幕投手を務めたタイラー・ビーディ投手は、今オフにFAとなった。今季はガーディアンズとメジャー契約を結ぶも、5月にはDFA(事実上の戦力外)となり、その後はマイナー暮らしが続いた。FAとなってからちょうど2か月。SNSでは妻との結婚7周年を報告しているが、新たな“就職先”を探している状況だ。

 2023年は巨人で、球団史上初となる来日1年目で開幕投手を務めた。しかし活躍とはいかず、30試合に登板(6先発)して0勝6敗1セーブ、防御率3.99で、1年限りで退団となっていた。

 今季はガーディアンズとマイナー契約を結び、キャンプ招待選手を経てメジャーに昇格。中継ぎとして初登板から5試合連続無失点の好投を見せるも、その後は失点が続き、5月2日(同3日)のアストロズ戦では1アウトしか取れず3安打5失点で防御率は8.36に。翌日にDFAとなっていた。

 その後ウェーバーを通過し、3Aに所属。6月中旬からは負傷者リスト(IL)入りして7月に復帰も、8月にまたIL入り。好投と乱調が交互に続く状態で、マイナーでも12試合で0勝4敗、防御率11.28に終わった。

 2014年のMLBドラフトでは1巡目(全体14位)と期待された。苦戦の続く31歳は、新たな所属先を見つけられるか。

【写真】海辺で水着の美人妻…結婚7周年を報告したビーディ夫妻

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