戦力外→現役引退で残すは1人のみ 電撃“ノンテンダーFA”から3年…元ハム3人の現在地
2021年オフに日本ハムは大田、西川、秋吉をノンテンダーFAに
DeNAの大田泰示外野手が今オフ現役引退を表明した。2021年オフに日本ハムからノンテンダーFAで放出され、DeNAで3年間プレー。ここではともにノンテンダーとなった元日本ハム戦士3人の現在地を見る。
大田は2008年ドラフト1位で神奈川・東海大相模高から巨人に入団。2016年オフに日本ハムにトレード移籍すると一気に才能を開花させた。2017年から4年連続2桁本塁打、2019年にはキャリアハイの20発をマーク。しかし2021年限りでノンテンダーとなり、DeNAに入団した。
DeNAでは移籍1年目の2022年こそ打率.278をマークしたが、今季は打率.217と低迷。オフに戦力外通告を受けたが、オファーは来ず。現役引退を表明した。
同年は大田の他に西川遥輝外野手、秋吉亮投手がともにノンテンダーに。西川は2022年から楽天でプレーしたが、2023年に自己ワースト35試合で打率.181にとどまり戦力外通告を受けた。ヤクルトへ移籍した今季は打率.260、1本塁打24打点、10盗塁と復活している。
秋吉はノンテンダー以降獲得球団がなく独立・福井に入団。シーズン途中に新型コロナウイルスや怪我などで中継ぎ不足となったソフトバンクが急遽獲得したが、2試合で防御率13.50に終わり戦力外に。2023年は独立・千葉で選手兼任コーチとしてプレーしたが、オフに自由契約を受け、以降は選手としてプレーしていない。
(Full-Count編集部)