ド軍が佐々木朗希の獲得資金を“増強”か 海外有望株との契約見送り…米報道

ロッテ・佐々木朗希【写真:小池義弘】
ロッテ・佐々木朗希【写真:小池義弘】

「ドジャース入りを約束していた」モレルがパイレーツ入りへ

 ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手の争奪戦の影響が出てきているようだ。25歳未満の海外選手との契約は米東部時間15日午前9時(日本時間15日午後11時)に再開されるが、ドミニカ共和国出身のダレル・モレル内野手はパイレーツと170万ドル(約2億6800万円)ほどで契約する見込みとなった。全米野球記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者が報じたもので、当初、モレルはドジャースと契約することになっていたという。

 25歳未満の海外選手は各球団に毎年割り当てられる「国際ボーナスプール」内で契約を結ぶ必要がある。佐々木の争奪戦で有力候補に挙がっているドジャースは、佐々木獲得に向けた資金作りをしているようだ。ロメロ記者によると、ドジャースは110万ドル(約1億7000万円)で契約を結ぶはずだったモレルだけでなく、40万ドル(約6300万円)で契約予定だったベネズエラ出身のオーランド・パティーニョ外野手の獲得も見送るという。

 米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」も「パイレーツがすでにドジャース入りを約束していた有望株ダレル・モレルと契約へ」と注目した。現時点で、ドジャースは国際ボーナスプールとして360万ドル(約5億6700万円)ほどを使える見込みだという。中南米の有望株との契約を見送り、日本の剛腕の獲得を目指す。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY