19億円でド軍加入の韓国逸材…厳しい成績予測が“上方修正” 放出ラックスを超え「1.4」

ドジャースに入団したキム・ヘソン【写真:Getty Images】
ドジャースに入団したキム・ヘソン【写真:Getty Images】

「WAR」は0.4から1.4に…ファングラフスの成績予測が更新

 ドジャースに加入したキム・ヘソン内野手の“成績予測”が上方修正された。米データサイト「ファングラフス」が数字を更新し、同サイトに掲載されている予測システム「Steamer」が算出した数字では、本塁打数は減少したものの、選手の貢献度を表す指標「WAR」は約3倍の1.4となった。

 9日(日本時間10日)の時点では、94試合の出場で打率.217、9本塁打39打点、7盗塁、WAR0.4と予想されていたが、97試合で打率.279、5本塁打42打点、36盗塁、WAR1.4に更新された。

 キム・ヘソンは3年1250万ドル(約19億7000万円)で契約。昨季はキウムで127試合に出場し、打率は4年連続の3割超えとなる.326をマーク。自己最多の11本塁打、75打点を記録していた。

 二塁をメインにユーティリティプレーヤーとしての期待がかかる。一方で、課題はバッティングだ。同じく韓国から挑戦し、キム・ヘソンよりもパワーのあるキム・ハソン内野手は韓国最終年の打率.306から、メジャー1年目は.202に。イ・ジョンフ外野手は.318から.262となっていた。

 キム・ヘソンの獲得もあって放出となったギャビン・ラックス内野手は昨季WAR1.5をマーク。今季は1.0と予想されている。ラックスよりも打率、WARともに高い予測がされている“韓国の逸材”が、1年目でどのような成績を残すのか、注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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