育成1位は「大器の予感」 競合ドラ1も遥か及ばず…漂う圧倒的ポテンシャル「エグすぎ」
岸本は奈良大付属高から育成1位指名でプロ入り
楽天の新人選手合同自主トレが9日からスタート。球団公式YouTubeでは毎年恒例となったシャトルランの映像が公開された中、「大器の予感」「すごすぎる!」と話題を呼んだ選手がいる。育成1位指名で入団した岸本佑也内野手(奈良大付属高)だ。
雪のふりしきる楽天モバイルパークの室内練習場に選手たちは登場。汗を流した後、午前練習の最後に待っていたのが、新人合同自主トレ恒例のシャトルランだ。この日は、5球団が競合したドラフト1位の宗山塁内野手(明治大)をはじめ8人が参加。70回を超えたあたりから徐々に脱落者が出始めた。
注目の宗山は105回で力が尽き、ドラフト6位・陽柏翔内野手(BC茨城)が110回でリタイア。そんな中、疲れた様子を見せずに走り続けたのが、ゼッケン「132」の岸本だ。最後は自身の背番号と同じ132回でストップしたものの、仲間から拍手で迎えられ「(疲れて)ヤバいっす」と漏らしたものの、爽やかな笑顔でこたえていた。
“ドラ1超え”を果たした17歳にファンも熱視線。「自分の背番号まで行くのガッツあるな」「育成の選手が大差を付けて1位ってのがいいね。ガッツ感じるわ」「練習後に70~130回超えれるのは本当に凄い」「これは岸本期待できますね!」などと、絶賛の声が送られている。