ホークス、再び借金生活に転落 千賀5被弾で完敗、西武との差は9.5ゲームに
西武は多和田が今季4度目の完投で11勝目をマーク
■西武 7-4 ソフトバンク(31日・メットライフ)
ソフトバンクが再び借金生活に転落した。31日、敵地メットライフドームで行われた西武戦。先発の千賀が6回までに5本塁打を浴びて7点を奪われると、打線は西武先発の多和田の前に反撃も実らず、再び借金1に。首位との直接対決に敗れ、その差はついに9.5ゲーム差に広がった。
頼みの千賀が炎上しては、勝負にならなかった。3回、メヒアにソロ本塁打を浴びて先制を許すと、4回には中村にソロを被弾。5回には2死一塁から3連続四球で押し出し。6回には秋山にソロ、浅村に2ラン、山川には2者連発のソロと1イニング3被弾を食らって一挙に4失点。千賀は6回11安打5被弾4四球7失点と炎上し、ノックアウトされた。
打線は7月16日の対戦で4回途中までに14安打11点を奪った多和田の前に完全に沈黙。2回にデスパイネ、中村晃の連打で無死一、二塁のチャンスを作るも、続く松田が最悪の三ゴロ併殺打。打線もチグハグな攻めを繰り返し、9回に中村晃の3ランなどで4点を返したが、反撃もここまで。首位西武との直接対決第1ラウンドに敗れた。
西武は自慢の打線が一発攻勢でソフトバンク先発の千賀を沈めた。3回にメヒアの8号ソロで先制すると、4回に中村が11号ソロ、6回には秋山が15号ソロ、浅村が22号2ラン、山川が27号ソロと1イニング3本塁打を集めて右腕をノックアウトした。先発の多和田は9回に4失点したが、今季4度目の完投勝利で11勝目をマークした。