3人目のド軍入り辞退者…朗希争奪戦が中南米有望株の獲得に影響「新たな契約を模索」

ロッテ・佐々木朗希【写真:小林靖】
ロッテ・佐々木朗希【写真:小林靖】

ドジャース入り契約辞退は3人目

 ドジャースはロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手の獲得へ全力だ。ドミニカ共和国出身のテイロン・セラーノ内野手はドジャースとの契約を辞退したと、全米野球記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者が14日(日本時間15日)に報じた。

 25歳未満の海外選手は各球団に毎年割り当てられる「国際ボーナスプール」内で契約を結ぶ必要がある。佐々木ら25歳未満の海外選手との契約は米東部時間15日午前9時(同15日午後11時)に再開されるが、ドジャースは口頭合意していた他の有望株との契約を保留に。佐々木の獲得資金の確保のために動いている。

 当初はドジャースと契約予定だったセラーノについて、ロメロ記者は「セラーノは新たな球団との契約を模索する」と伝えた。これまでにドジャースと契約する予定だったダレル・モレル内野手はパイレーツ、オルランド・パティーノ外野手はホワイトソックスが獲得する見込みとなった。ドジャースと契約予定だった選手が他球団と契約するのはセラーノが3人目となる。

 25歳未満の海外選手との契約は米東部時間15日午前9時(日本時間15日午後11時)に再開される。佐々木を巡る争奪戦は他の有望株の契約にも大きな影響を及ぼしている。

(Full-Count編集部)

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