DeNA、巨人内海の前に6安打完封負け　ラミレス監督「これも野球のひとつかな」

序盤に4失点の井納には「あれだけ失点をすると厳しい」

■巨人 6-0 DeNA（31日・横浜）

　DeNAは31日、本拠地での巨人戦を0-6の完封負けを喫した。巨人の先発・内海に4年ぶりの完封勝利を献上するなど打線が沈黙。試合後、ラミレス監督は「これも野球かなと。打つときもあれば打たないときもあるので。そういうところだと思います」と淡々と口にした。

　先発の井納が序盤で4点を失う苦しい展開で流れは完全に巨人ペースとなった。序盤の大量失点に指揮官は「2イニングであれだけ失点をすると厳しいですし、特に2試合連続で序盤での失点は、攻撃のほうも中々…」と先発投手陣に注文を付けた。

　打線も巨人・先発の内海の前に好機を作りながらあと1本が出なかった。5点を追う5回には無死一、二塁とチャンスを作ったが後続が倒れ無得点に終わり「うちにいるベストなメンバーで点が取れなかった。これも野球のひとつかなと」と語たった。

　Aクラス復帰に向け負けられない戦いが続くが「どのようかに始めるかではなく、どのように終えるかが大事なので、明日はしっかり準備をして勝ちたいと思います」と気持ちを切り替えていた。

（白井京子 / Kyoko Shirai）