ド軍をMLBが調査も「不正行為」はなし 佐々木朗希の移籍に米記者「ルールに従って行動」
佐々木朗希のド軍移籍に米記者「ルールに従って行動した」
ロッテからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた佐々木朗希投手が、ドジャースに移籍することで合意したと17日(日本時間18日)、自身のインスタグラムで発表した。これまで、ドジャースと佐々木朗希陣営の間で“密約”が交わされているのではないかという噂も米国で流れる展開があったが、米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は「ドジャースはルールに従って行動した」と報じている。
今オフの間、ドジャースが佐々木獲りの揺るぎない最有力候補とされていたのは、球界では有名な話だった。その噂が強まり続け、両者の間ですでに契約が成立しているのではないかという意見が生まれ、同記者は「MLBの職員が徹底的に調査を行った」と報じている。
その結果として「MLBはなんの不正行為も見つけなかった。ドジャースはルールに従って行動した」とナイチンゲール記者は言及している。
佐々木を巡る争奪戦については、ドジャース、パドレス、ブルージェイズの3球団が最終候補と報じられていた。25歳未満の海外選手の契約は15日(同15日午後11時)に解禁され、ポスティングシステムによる佐々木の交渉期限は米東部時間23日午後5時(日本時間24日午前7時)となっていた。
佐々木はこの日、自身のインスタグラムを更新し「ロサンゼルスドジャースとマイナー契約を結ばせていただくことになりました。とても難しい決断でしたが、野球人生を終えて後で振り返ったときに、正しい決断だったと思えるよう頑張ります。入団会見では、ここまで支えて頂いた全ての皆様に感謝しながら、ドジャースのユニホームに袖を通したいと思います」と綴っていた。
(Full-Count編集部)