広島2位に9.5差で独走態勢に、中日は3連勝で3位に2.5差 31日セの動きは?

広島・緒方孝市監督【写真:荒川祐史】
広島・緒方孝市監督【写真:荒川祐史】

最下位中日から3位巨人までは2.5差の大混戦

 セ・リーグは31日、3試合が行われた。首位・広島がヤクルトとの首位攻防戦を制しゲーム差を9.5とし独走態勢に入った。順位の変動はなかったが中日が3連勝で5位阪神と1ゲーム差、3位巨人とも2.5差とAクラス争いは混戦模様となっている。

 最下位の中日は5位阪神に7-2で逆転勝ち。1点を追う3回に武山のタイムリー、大島の犠飛で一挙3点を挙げ逆転。2点リードで迎えた7回には藤井の2号3ランが飛び出しリードを広げた。投げては先発のガルシアが7回2失点の好投で11勝目。阪神は岩貞が5回途中4失点と踏ん張ることができなかった。

 広島はヤクルトとの首位攻防戦を6-3で勝利しゲーム差を9.5に広げた。1点を追う4回に安部のタイムリー三塁打で同点、6回にはバティスタが左翼フェンス直撃の適時二塁打で勝ち越しに成功。8回には安部、田中の一発でリードを広げた。

 巨人は先発の内海が2014年以来、4年ぶりの完封勝利でDeNAに6-0で勝利した。初回に吉川尚のタイムリーで先制すると、2回に重信のタイムリー、吉川尚の4号3ランで4点を追加した。内海は9回を6安打無失点の快投で4勝目。DeNAは先発の井納が序盤に失点を重ねたのが痛かった。

【29日終了時点】
1広島 51勝35敗1分
2ヤクルト 43勝44敗1分 8.5
3巨人 44勝49敗1分 2.0
4DeNA 41勝46敗2分 0
5阪神 39勝45敗1分 0.5
6中日 41勝51敗1分 2.0

【31日終了時点】
→1広島 52勝35敗1分
→2ヤクルト 43勝45敗1分 9.5
→3巨人 45勝49敗1分 1.0
→4DeNA 41勝47敗2分 1.0
→5阪神 39勝46敗1分 0.5
→6中日 42勝51敗1分 1.0

(Full-Count編集部)

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