ダルビッシュ、26年WBCは「もう無理」も…明かす“思い” 雪辱に燃える米国を「倒したい」

パドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
パドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

杉谷氏のYouTubeに出演し、26年WBC、28年ロス五輪への思いを語った

 パドレスのダルビッシュ有投手が18日に公開された元日本ハム・杉谷拳士氏のYouTubeチャンネルに出演。米国を倒し世界一に輝いた2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の舞台裏、2026年大会への思いを明かした。

 ダルビッシュは2023年の第5回大会で野球日本代表「侍ジャパン」の一員として出場。メジャーリーガーとしては宮崎で行われた事前合宿からフル帯同し、若手と積極的に交流。チーム最年長として、成績以外でもチームの勝利に貢献した。

 杉谷氏との対談では2023年大会の舞台裏を明かした。前年2022年9月13日(日本時間14日)の敵地・マリナーズ戦終了後、試合を観戦していた吉村浩現日本ハム統括本部長から直々にWBC参加をお願いされたという。

 ダルビッシュは吉村氏とも今でもやり取りがあると明かす。制球難に苦しんでいる際にも「『何があってもダルビッシュくんが世界一の投手だから』と言われて助かった部分が多かった」と感謝していた。そんな“恩人”から直々のお願いでWBC参加を決めたという。

 2026年に次回大会を控える。2026年にはダルビッシュは40歳のシーズン。「もう無理だよ。(事前合宿地の)宮崎着いている頃には疲れてる」と笑ったが、「前回アメリカが負けて。あまり(表には)出さないけど悔しい思いをしていると思います」と分析。「WBCへの思いというよりかは、めちゃめちゃ前のめりになっているアメリカを倒したい、倒して欲しいという気持ちはすごくある」と語った。

 その先には2028年のロサンゼルス五輪がある。杉谷氏から問われると「歩けないでしょう」とジョーク。「考えたことなかった」と心境を語っていた。

(Full-Count編集部)

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