イチロー氏、48時間切っても維持する「100%」 ジーターも及ばず…見えた野手史上初の偉業

会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:ロイター】
会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:ロイター】

殿堂入り投票は開票率44.6%、イチロー氏は得票率100%キープ

 2025年度の米野球殿堂入りは21日(日本時間22日)に発表される。メジャー通算3089安打を放ったイチロー氏の日本選手初の選出は確実視され、焦点は史上2人目の満票選出となるかどうかだ。

 MLB公式サイトなども活用するトラッキングサイト「Baseball Hall of Fame Vote Tracker」によると、ここまでの開票率は44.6%。イチロー氏が「175/175」で100%キープ。あと2日、2019年マリアノ・リベラ以来2度目の快挙、野手初の快挙へ望みをつないだ。そのほか、通算251勝のCC・サバシア氏が93.1%、通算422セーブで資格最終年のビリー・ワグナー氏が85.1%、通算435本塁打&312盗塁のカルロス・ベルトラン氏が80.6%と続く。

 米殿堂入りは全米野球記者協会に所属し10年以上のキャリアを持つ記者に投票権が与えられる。有資格者から最大10人まで投票でき、全投票数の75%以上を集めると殿堂入りとなる。一方で得票率が5%未満だと、次回の投票用紙から削除され、脱落となる。

 楽天でプレーしたアンドリュー・ジョーンズ氏は72.6%で“あと一歩”のところ。元オリックスのアダム・ジョーンズ氏は0.0%。資格消失となる可能性が高そうだ。

(Full-Count編集部)

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