佐々木朗希、英語ゼロの入団スピーチ 大谷翔平も同じ…心から思いを伝えた25分間
佐々木朗希はオール日本語で会見を行った
ロッテからポスティングシステムを利用してドジャースとマイナー契約を結んだ佐々木朗希投手が22日(日本時間23日)、ドジャースタジアムで入団会見を行った。約25分間での会見では日本選手でお決まりの英語スピーチはなく、すべて日本語で思いを伝えた。“オール日本語”は2023年12月の大谷の入団会見と同じだった。
壇上の佐々木はウィル・アイアトン氏を介して「ロサンゼルスの町全体が大変な時に、たくさんの方にお集まりいただき、ありがとうございます」とスピーチを開始。冒頭で大規模な山火事に見舞われたロサンゼルスを気遣う言葉を発した。
自身も東日本大震災を経験している。「自分も被災して苦しい思いをしましたが、自分の目標を見失わないこと、前を見続けること、それだけを忘れないようにしていました。ロサンゼルスの町も今、このように辛い状況ですが、きょうから自分もドジャースの一員として、ロサンゼルスの皆さんと一緒に前を向いて頑張っていけたらと思います」と決意を語った。
日本選手のメジャー球団への入団会見は英語でのスピーチが定番でもあるが、佐々木はすべて日本語。甚大な被害を受けているロサンゼルスへの思いを、丁寧に日本語で述べていた。大谷翔平投手もエンゼルスでの入団会見では第一声で「ハイ、マイネーム・イズ・ショウヘイ・オオタニ」と英語で挨拶したが、2023年12月のドジャース入りの経験ではすべて日本語で思いを伝えていた。
(Full-Count編集部)