バウアー補強でも“スカスカ”…DeNA余裕の「6」 迫るキャンプ、次なる一手は
オースティンら外国人4人残留も助っ人野手は1人だけ…支配下は残り6枠
昨年、セ・リーグ3位から下剋上での日本一を達成したDeNAは27日、トレバー・バウアー投手と契約を結ぶことで合意したことを発表した。2023年に10勝を挙げた大物右腕の電撃復帰で、2年連続日本一を目指す。一方で支配下選手の登録枠は64人。まだまだ、戦力補強の一手はありそうだ。
チームは昨シーズン後、大田泰示外野手、大和内野手ら支配下選手10人に戦力外通告を行った。さらにマイク・フォード内野手、JB・ウェンデルケン投手も自由契約となった。
ドラフト会議では支配下6人を含む9人を指名。さらに現役ドラフトで上茶谷大河投手を放出して、阪神から浜地真澄投手を獲得、浜口遥大投手をソフトバンクの三森大貴内野手と交換トレードした。バウアーの復帰で、残る支配下枠は「6」となったものの余裕は十分にある。
外国人は昨季打率.316でセ・リーグ首位打者を獲得したタイラー・オースティン内野手と、アンドレ・ジャクソン、アンソニー・ケイ、ローワン・ウィックの3投手が残留。助っ人野手はオースティン1人だけに、負傷離脱などの不測の事態に備えて外国人選手の調査を続けている可能性は十分にある。リーグ制覇、連続日本一へ着々と進めてきた補強。開幕までに新たな動きはあるのだろうか。
(Full-Count編集部)