大谷翔平は「権威ある役割を」 消防署が示したリスペクト…期待に応えた活躍ぶり
大谷翔平が訪問した消防署ではしご車の運転に挑戦した
ドジャース・大谷翔平投手が披露した“スゴ技”に、地元の消防士も感服だ。30日(日本時間31日)にロサンゼルス近郊パシフィック・パリセイズの消防署を訪問した大谷は、山火事の消火活動に当たる消防士を激励。さらには、はしご車の後部車両に座り、運転にも挑戦。職員は運転技術の高さに「任務完了!」と合格点を与えた。
同僚のベン・カスパリウス、エメット・シーハン両投手とともに消防署を訪問。はしご車の後部の運転補助席に座ってハンドルを握り、運転をサポートした。69番署のアダム・ファンジェルペンさんによると、「ティラー・メンバー(舵役)」という役割をこなしたという。
「(消防車は)とても長いので、きつい右折や左折があれば、左折であれば右にハンドルを切る必要があります。問題が起きないよう、後ろに消防士がいました」と説明。「あそこに座るにはトレーニングが必要です。なので、認定されたティラー・メンバーが彼をアシストしていました。彼らは近所を運転しました」と報告。「ショウヘイには地位の高い(人しか出来ない)任務をお願いしたんです。すごい体験なんですよ」と笑った。
本職のメンバーのサポートを受けながら街中を運転した大谷について、ファンジェルペンさんは「彼らは無事に戻って来ることができましたから、任務完了ですね! いい仕事ぶりだと思いますよ!」。大谷が挑戦した「ティラー・メンバー」は「権威ある役割」だという。「最高の景色ですので、ショウヘイに最適な任務だと思ってお願いしたんだと思います」と大役を任せた背景を明かした。
その“大役”を見事にこなした、大谷のさすがの運転技術だった。
(Full-Count編集部)