イチロー氏が明かす“現役への未練”が消えた瞬間　忘れぬ満員の東京D「あれが理由なんです」

セブン-イレブンとMLBのパートナーシップ契約発表会にゲスト出演

　マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏が7日、株式会社セブンイレブン・ジャパンとMLBのパートナーシップ契約発表会にサプライズ登場した。現役最終年の2019年、東京ドームで行われた開幕戦について言及。「現役に未練ないのはあれが理由なんです」と明かした。

　3月18日にドジャース対カブスの日本開幕戦は東京ドームで行われる。日本でメジャーの試合が行われるのは2019年のマリナーズ対アスレチックス以来、6年ぶり。イチロー氏の現役最後の試合だった。

　この日、イチロー氏は「現役に未練ないのはあれが理由なんです。あんな最後をファンが作ってくれたから」と当時を振り返った。「日本での開幕、日本人選手として日本代表としてメジャーで戦っていると、日本だから強く感じた」と日本という言葉を繰り返し、開幕戦の意義を語った。

　今年の開幕戦のカードでは、ドジャースに大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の3投手、カブスに今永昇太投手、鈴木誠也外野手が在籍している。「改めて自分のプレー中の態度、再確認しないといけない、という記憶があります」と振り返った。