「人々は忘れている」大谷翔平の衝撃事実 球界OBも“呆れ”…日米が震えた快進撃

米ポッドキャスト番組でMLB元捕手が語ったこと
ドジャース・大谷翔平投手の元通訳で、銀行詐欺などの罪で裁判所から禁錮4年9か月を命じられた水原一平被告の事件は、いまだに日米両国をざわつかせている。信頼していた人物の裏切りに遭ってもなお、プレーで圧倒的な活躍を見せた大谷について、米番組司会者はあらためて「100%影響するのに、あの活躍は驚異的」と舌を巻いた。
この“水原事件”は昨年3月、韓国でドジャースとパドレスの開幕戦が行われた直後に発覚。水原被告は大谷の口座から約1700万ドル(約26億円)を窃盗したとして、銀行詐欺など複数の罪で連邦検察から訴追された。6日(日本時間7日)に裁判所は禁錮4年9か月を命じた。
判決を受け、かつてメジャーリーグで捕手としてプレーしたエリック・クラッツ氏が8日(日本時間9日)、司会を務める米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」で、この事件が大谷に及ぼした影響について私見を述べた。
シーズン開幕と同時に、事件に巻き込まれる形となった大谷だが、打者に専念した昨季は、前人未到の「50本塁打-50盗塁」を達成し、満票でナ・リーグMVPに選出された。これにクラッツ氏は「人々は忘れてしまっている部分があると思う。フィールド外で起きた出来事は、フィールド上での活躍に100%影響するんだよ。そういうことを考えると、ショウヘイの活躍は本当に驚異的だったね」と称賛した。
水原被告は2018年に大谷とともに渡米し、エンゼルス時代から専属通訳として大谷から厚い信頼を寄せられていた。その人物の裏切りに「『イッペイがいなくなって、別の通訳を手配した』なんて単純なことではなかった。これは大きな出来事なんだ。彼の人生の過去7~8年位を振り返ってみると、(水原被告は)彼の周りにいた人物だぞ。彼はそういったものすべてを遮断して、あの活躍をしたんだ」と、大谷の異次元の精神力に驚きを隠さなかった。
(Full-Count編集部)
